【実録】慣らし保育とは?期間は?経験者アンケートで分かった“リアルな声”と乗り切り方

登園時に保育士へ子どもを預けるママのイラスト 復職ナビ
慣らし保育のリアル体験談を独自調査でご紹介。みんなはいつまでだった?何が大変だった?乗り切るコツは?などリアルな話。
だるまま
だるまま

保育園に入れば、子どもを預けて、1人の時間が過ごせる!

そう思っていた私。

ところが実際は、慣らし保育が長く、夜泣きもあり、復職後大混乱…。

保育園に通い始める=即フルタイム、ではなかったのです。育休延長すればよかったのか?とも悩みました。

この記事では、独自アンケートの結果と、保育士に聞いた「乗りきるための心の持ちよう」をまとめました。
復職を控えるパパ・ママのお役に立てたらうれしいです。

慣らし保育とは

親子ともに、少しずつ保育園に慣れていくための準備期間。新しい環境へ慣れていくために、様子を見ながら進められます。
お子さんだけでなく、パパ・ママも、少しずつ時間をかけ、新しい環境に順応していくことになります。ただし、園によって慣らし保育期間があるところと、ないところもあります。

経験者アンケート

お子さんの年齢が5歳以下のパパ・ママ、17名に独自調査を行いました。

期間

独自アンケートの結果によると…

  • 最も多い回答で約1週間
  • 最短:なし〜3日 最長:1ヶ月以上というケースも
  • 初日は1時間程度→段階的に2〜4時間→6時間へと延ばしていく園も多数

📝「最初の3日は1時間だけ。でも子どもが泣き続けて心折れそうでした…」
📝「職場と調整して復職日を2週間後にずらして対応しました」

園によって対応もまちまちなので、
早めの確認と、職場との連携が超大事です!

  • 1週間 23.5%
  • 2週間・3週間 17.6%
  • 5日間・3日間・なし 11.8%
慣らし保育に関する独自アンケートの結果を示した円グラフ

大変だったこと

実際経験した方は、慣らし保育期間中に、どのようなことが大変だったのでしょうか?

結論!

  • 休まなければならなかった
  • 生活リズムに慣れること
  • 子どもと自身のメンタルケア

それでは、見ていきましょう。

復職直後に休みを申請するのは、気まずさがありますよね。

パパ
パパ

慣らし中、すぐ子どもが発熱し、さらに自分も感染。欠勤扱いになった。

ママ
ママ

最初の1週間は2〜3時間以内に呼ばれた。十分に復職前の時間を確保していたと思ったが、結果的に、数日休まないといけなかった。

パパ
パパ

子どもが給食を食べられない場合は、そこで呼び出し。慣らし保育の後も何回か午後半休にならざるを得なかった。

他にも「慣らしを考えず、復帰を4月頭にしてしまい、有給を使わざるをえなかった。」などの声が寄せられました。

子どもと自分、一度に新しい環境が訪れることで、へとへとになるいう悩みも多く挙げられました。

ママ
ママ

入園と同時にフルタイムで、体力的にへとへとだった。保育園に送った時点でひと仕事終えているような感覚。

パパ
パパ

イヤイヤ期真っ最中の娘の検温。連絡帳を書くのも朝の支度と同時にやらなければならず、時間がかかる。とにかく朝の支度が大変だった。

ママ
ママ

自分自身が赤ちゃんとの生活に慣れきっていて、スラスラ言えていたはずの専門用語や、仕事内容が思い出せない状態に。仕事との両立が慣れるまで時間がかかった。

嫌がるこどもを預けるのは、親にとっても大きなストレスになりますよね‥。

ママ
ママ

毎日泣いて泣いて、親も心身ともに辛かった。半月ほど給食を食べてくれなかった。

パパ
パパ

親と離れるのを強く嫌がった。(2歳前入園)イヤイヤ期も重なって、自転車に乗せるのも一苦労。ご近所の目も気になるくらい嫌がって泣く娘をなんとか連れていき、精神的にもヘトヘトになった。

他には、こんな声も寄せられました。

パパ
パパ

寂しいくらいスムーズでした。0歳復帰です。保育園の雰囲気や先生にすんなり抱っこされていて、子離れの方が大変でした。

実際にやってみないとわからない!というところが、子育ての大変さであり、楽しさでもありますね。
※筆者実施の独自調査(ミルトーク使用/実施日:2025年6月16〜18日/N=17)

乗り切るコツは?|保育士インタビュー

アンケートを読みながら、復職当時、私もかなり大変だった事を思い出しました。
乗り切るコツを、保育士の友人に聞いてみました。

慣らし保育の期間中は、親子ともに、本当に大変ですよね。
できれば保育園の開始と、復職するまでの期間を、数週間あけておけるといいですが、
それも事情によってできないこともあると思います。

乗り切るコツとして、私からひとつお伝えしたいことは、
お子さんが泣いて「行かないで」と言ったり、給食を食べなかったりすると、
どうしても親御さんは自分を責めてしまうこともあると思います。
でも、大丈夫! いつか必ず慣れてきます。
子どもだって、泣くのは疲れます。人間、疲れることは、そう続けられません。
新たな環境での刺激や、お友達との生活は、お子さんの成長に繋がります。

私たちはプロです。
出産、育児を経て、プロに任せるタイミングが来た、ラッキー!くらいに構えてもらえたら、私は嬉しいです。

私も3児の子どもを育てていて、上は小学生、3人目は1歳。お兄ちゃんはうまくいったのに、妹は全然慣れないとか、毎回子どもの反応も違うし、準備できないのが子育てだなって思います。だから、パパ・ママ自身が、ある程度諦めというか、まーこんなこともあるよねーくらいに思って、決して自分を責めないようにしてもらいたいなぁと思います。

頑張りましょ!

まとめ|ひとりで抱えないで

慣らし保育は、親子にとっての、ひとつの試練。
今回、自分自身だけでなく、周囲のパパママや保育士の視点も知ることで、
「大変だったけれど、いつかは終わる。そしてそれも、ひとつの子育てエピソードに変わる」ということが、改めてわかりました。

私も当時は「なんでこんな泣く子を預けて仕事に行くんだろう私」
「職場では周囲に迷惑をかけていないか不安…」と、抱え込んでいました。
でも、あれはみんな通る道だったんだなと、今では思います。
そして、職場にも、もっともっと、理解の輪が広がってくれるといいな、と望みます。

この記事が、今ちょうどその時期にいるあなたの助けになりますように🌸

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